コラム

業界の話

開業資金について考える。

2018.01.24

本日は、特に新しくお店を開業される方々向けにお金のお話を。

業態によって必要資金は変わりますが、独立して開業する際、

多くの方々は自己資金と借り入れで賄っているのが現状です。

実際多くのお客様の資金計画を見てきた身として、

ここ最近の皆様の資金計画の変化について少し説明致します。

一般的に資金の調達方法は


① 自己資金

② 親族、知人からの融資

③ 金融機関からの融資

④ 商工会議所系の事業資金


少し前までは全て上記の中の組み合わせでした。

皆様が特に苦労なさっているのは金融機関と商工会議所系の事業資金。

新しくお店を開業するとなると、場所探しから物件契約、

店舗デザイン会社探し、資金計画、さらにメニュー構成に食材お酒の仕入れルート、

バイト探しから細々とした雑務に至るまで、全てやっていかなければなりません。

そんな忙しい中、金融機関から融資を受けるには事業計画書の提出が必須です。

融資が決まらなければ何も前に進まない。

(全て自己資金で新規出店の方はほんの一握り・・・)

さらに、事業計画を出したからといって融資が全額出る保証もありません。

一般的に飲食店を新規で開業するにはハードルが高いと言われています。


そんな業界でここ数年、新しい資金調達方法にスポットが当たっています。

それが クラウドファンディング

インターネットを介して不特定多数の方々から資金を調達できる仕組みです。

いくつかサイトを紹介しますと、

まずは、今最も注目されているサイトの一つ、" Makuake "↓

Makuake01.png


もう一つはこちら、" Readyfor "↓

Readyfor(レディーフォー).png


各サイトの説明は割愛しますが、興味ある方は覗いてみて下さい。

クラウドファンディングは大きく分けると2つの方法になります。

① 金融でリターンする投資型

② 物品やサービスでリターンする非投資型

何方にせよ資金を必要とする側の熱意と仕組みが投資側の人達に伝わらなければ

資金援助はしてもらえない仕組みです。

事業計画を作ったり仕組みを考えたりするので、ある意味金融機関に提出する書類より大変ですが、

大きな利点もあります。

まず、しっかりと事業の計画をした上でプレゼンをサイトに掲載するので、お店のコンセプトや

方向性が自分自身でも分かり易くなり、クオリティの高いお店ができること。

さらに、サイトに掲載した後に多くの資金が集まるか、集まらないかで、

その事業が市場に求められているかどうかの判断ができるということ。

資金が多く集まった場合は、開業前からそのお店のファン作りが出来るので

事業の安定性も見えてきます。

逆に問題点もあります。

まずは、「プレゼンの内容が全て」ということです。

比較的地味な事業の場合や見栄えの悪い内容には見向きもされないケースがあります。

例えば、ごく普通の居酒屋さんやご飯やさんには、どんなに美味しくても

サイトからは分かりにくいので資金が集まり難い。

さらに、資金がスムーズに集まった場合、これが一番問題だと僕は思っています。

人は苦労した分だけ必死になります。資金集めるには苦労も必要です。

(誤解の無い様に言いますが、クラウドファンディングそのものは素晴らしい仕組みです。)

お店はOPENしてからが勝負と思われがちですが、昨今はOPENする前に

どれだけ告知してファン作り出来るかも問われています。


さて皆さん、今日は開業資金のごく一部をご紹介しました。

開業は命がけとは言いませんが、その位の気持ちで頑張って行きましょう!

株式会社WORKS-ZEROは開業資金の相談から事業計画、物件探し、本業の店舗デザインまで

皆様と共に歩みサポートしてまいります。お気軽にご相談ください。

次回のコラムは資金計画について。

実際どの位の売り上げでどの程度利益が出るのかというお話をさせて頂きます。