絵本「しろくまちゃんのほっとけーき」の魅力
スタッフが日々過ごす中で「ぐっときた!」と感じた身の回りの素敵なデザインをご紹介します。
こんにちは!グラフィックデザイン担当三ツ井です。
私が今回紹介する「ぐっときた!」ものはこちら。
「しろくまちゃんのほっとけーき」 わかやまけん/こぐま社
幼い頃の私も、2歳になるうちの子どもも大好きなロングセラー絵本です。
素朴なことば(文)も味わい深いのですが、この絵がとっても魅力的なんですよね…
うちの子どもは、まだ生後数か月の赤ちゃんの頃この表紙の絵がなぜか大好きで、見せると手足をバタバタさせて大はしゃぎしていました。
赤ちゃんをも虜にする不思議な面白さ!
しろくまちゃんたちの無表情っぷりも何とも言えない可愛さで、ブルーナのミッフィーに通じるところがありますね。色づかいもよく似ています。
そして個人的にこの配色を見てどうしても連想してしまうのが、
Office系ソフトの標準カラーパレット…!?(職業病)
この配色、個人的には結構好きなのですが、オフィスで使うには少しポップすぎるのでは?と感じていました。もしかすると子ども受けはすごく良いのかも。
うちの2歳児は最近この↑しろくまちゃんが卵を落として割ってしまうシーンがお気に入りで、「あっ!!われちゃった!!!」と悲壮感たっぷりに読むと、それはそれは楽しそうに笑ってくれます。
他人の不幸が面白いお年頃になってきたみたいです(笑)
年齢を問わずいろいろな味わい方ができる名作絵本たち、これからも親子で長く楽しんでいきたいと思います。