
Arai
新井 拓也
デザイン事業部
一級建築士
チャレンジに失敗なし!
これは、私がクライアントから教わった言葉。
この仕事をしていて、よく思うのは、毎日が「チャレンジ」であるということ。
出来上がったものを売るのではなく、ゼロからお店を創る仕事であるため、当然、設計する上での選択肢は無限にあり、その選択肢を吟味し、一つだけを丁寧に選び取っていくのが設計者の仕事。
そして、いつも感じるのが、プランも、素材も、ライティングも、全てが「模範解答」ではなく、「その上」を期待され、自分も自分に期待しているということ。
模範解答的な解を出した時には、予定調和的な結果にたどり着き、不測の事態も起こらないが、想像を超えた「何か」は起こらない。
その想像を超えた「何か」に出会うために、今までの経験の中だけでは終わらない、新しい手法やコンセプトにチャレンジすることは、それが自分で考え抜いたものであったなら、たとえ、ダメだったとしても、決して失敗ではなく、経験が一つ積み重なるだけ。だからこそ、チャレンジに失敗はなく、果敢に挑戦し続けることが大切。
そもそも、模範解答が出せるようになるだけでも大変なことだとは思うが、何歳になっても、ワクワク、ドキドキ、刺激的な日々を送りたいと思う自分がいる限りは、この言葉を胸に、毎日、挑戦し続けたい。

長野県佐久市生まれ(君の名は。の新海誠監督と同じ高校の出身ということがちょっと自慢)。
幼児期は庭をショベルカーでほじくり返すことに1日中没頭し、小学生のころは近隣の庭に友達と「秘密基地」を無許可で建築し続け、出禁となるお宅多数。小学校の卒業文集に掲げた「将来は一級建築士になる」という夢を27歳で実現し、我ながらちょっと現実的な夢を見すぎたなと今更思う、自称リアリティロマンチスト。
信州大学建築学科時代には、大学の設計製図で課題にのめり込むも、実物が作れないことに物足りなさを感じ、仲間と一緒に「team HACILA」というネーミングセンスがイマイチな建築ユニットを立上げる。連日飲み会に明け暮れながらも、休日はお店のデザイン・工事や善光寺周辺の土蔵リノベに全力を出すという、成績を別にすればとても充実した学生ライフを過ごす。
大学院では伝統建築を専門とし、卒業後は和風建築専門の設計事務所に勤務するが、設計だけでなく、工事やその後まで永くお客様とお付き合いしたいという思いから2014年にワークスゼロに入社。
現在は主に飲食店のプロジェクトを担当し、「店づくりはまちづくり」をモットーに、「繁盛店とは何か?」を日々考えながら、個性豊かなクライアントさんたちと面白いことを企む日々を送る。
・大きな壁ほど、挑戦したくなる、好奇心旺盛さと胆力。
・日常の中にある「信州の魅力」を再発見し、それを活かす設計。
・大胆さと冷静さを併せ持ち、クライアントと共に夢に向かう伴走者。
・「五感を刺激する」飲食店の設計
学生時代に仲間とよく話していた、「方言をしゃべる建築」について、これから先の人生ではより深く考え、動いていきたい。研究室では、伝統的な建築の奥深さを目の当たりにし、日々それに関わる中で、「信州の建築は方言を話す」と人に説明していた。
あの頃、とても真剣に考えていたそのことを、今再び思い返し、改めて真剣に向き合っていきたい。

私たちから見た新井 拓也さん

二級建築士
上司としても、デザイナーとしてもとても頼れるリーダー。
デザインへのこだわりは人一倍で、納得いくまで考え抜き、難題でも実行する姿勢には学ぶところがとても多いです。ワークスゼロには欠かせないデザイン力と人間力を持った頼れる部長です。

グラフィックデザイナー
大胆かつ細やかな我が社のエース
一体いくつのプロジェクトを同時進行されているのか…視野が広すぎてシマウマ並み。スピーディーな仕事ぶりでありながらデザインに対しても細かいところまで妥協なく、尊敬できる上司です。

頼れる長野事務所のリーダー
建築的な知識や技術はもちろんですが、幅広い分野に対する知識と経験、そしてそれらを生かした設計やプレゼンを生き生きと行う頼れる長野事務所のリーダーです!