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お客様の声 #60
2025.06.24

INTERVIEW|BIKE&BURGER 様

こんにちは!三ツ井です。
東京から宮田村に移住し、昨年末に週末限定のハンバーガー店「BIKE&BURGER」をオープンした折谷様。
移住のきっかけと店舗開業までの経緯、そして地域とのつながりについてお話を伺いました。
 

宮田村でお店を始めようと思ったきっかけは?

もともとは定年退職後にどこか田舎に移住して、カフェを開業するつもりだったんです。

出身は東京で、自転車やアウトドアが趣味ということもあり長野には時々訪れてはいたものの、宮田村に何か縁があったとかではなくて。
定年後の移住先の参考になるかなと都内の移住センターに行ったとき、たまたま宮田村が「住みたい村No.1」を掲げてセミナーをやっていたんです。
それまで全く知らなかったので、どこだろう?と興味を持ったのがきっかけでしたね。

その後実際に訪れるようになり、親しくなった移住担当の方にいろんな人を紹介してもらったりして、だんだんに地域とのつながりができていきました。

最初は四国が移住候補地だったのですが、コロナ禍でリモート勤務が進んだのもあって、仕事を続けながらの移住を考えた時に、東京からの行き来のしやすさが決め手になり宮田への移住を決めました。

「定年後の夢」が前倒しに

開業予定が早まった理由は、身も蓋もないけど補助金が通ったから(笑)。
たまたま使えそうな補助金を見つけて、もし通ったら建てるし、ダメだったら延期!というつもりで申請を出しました。

ハンバーガー屋になったのは、もともとパートナーが横浜で副業としてお店をやっていて、それを引き継ぐ形になったため。
ただ、横浜のお店では「潮見スキッパーズ」というハンバーガー屋さんから卸してもらった材料を、焼いて重ねるだけというスタイルでした。
宮田でやるとなると同じように仕入れることはできないので、だったら自分たちで一からやろうということに。

今は月1回くらいは東京の会社にも行きながら、平日はほぼ在宅勤務、木・金の夜にお店の仕込みをして、週末限定でお店を開けるという生活スタイルです。

ワークスゼロのことはどこで知りましたか?

東京でオンラインの飲食スクールを受講していて、そこで「店舗専門の施工業者にお願いした方が良い」とアドバイスされたんです。それで検索して、ワークスゼロさんを見つけました。
最初電話したときは、平日にオフィスに来てほしいと言われて、私も平日は別の仕事をしているので、正直「この会社さんは合わないかも?」とちょっと諦めかけましたが(笑)。

決め手になったのは、やっぱりレスポンスの良さですかね。
まだ東京と宮田を半々くらいで行き来している時期だったので、zoomでの打合せや、宮田の自宅まで来てもらったりと柔軟に対応してもらえて助かりました。

担当の宮澤さんに私たちのルーツともいえる「潮見スキッパーズ」の話をしたところ、わざわざ見学のために一緒に来てくれたことも大きかったかな。写真で見るだけでなく実際にお店に足を運んでくれたことに、すごく親身になって考えてくれているなと感じました。

お店でお気に入りのポイントはどこですか?

まずはお店の入口にあるロゴのサイン。立体的な仕上がりがいい意味で思っていたのと違ってすごく良い感じでした。
あと外壁のグリーンの色もとても気に入っています。宮澤さんが提案してくれた外観スケッチを見たときからワクワクしていました。

お客さんもお店に入ってすぐに「素敵だね!」って言ってくださる方が多くて、地元の常連さんたちも「宮田にこういうお店がほしかった」って喜んでくれてます。

あとはワークスゼロさんに作ってもらったお店のロゴとハンバーガーのキャラクター「バーガーちゃん」もとっても評判がよくて。
Instagramや店内サイン、メニューなんかにも大活躍してもらっています。

実際にお店を運営してみて、反省点はありますか?

やっぱりもう少し広かったらよかったなとは思いますけど、それはもう土地の広さもあるし、予算内でお願いしているので仕方ない部分です。

あとは何より、厨房の暑さが予想以上!(笑)。客席の方はエアコンが効くんですが、厨房はどうしても鉄板とかフライヤーの熱に負けてしまって、今追加で厨房内にエアコンを検討しています。

運営して使ってみないと分からないことっていうのはもちろんあるけれども、おかげ様でオープン当初から集客に困ったことは1度もないので、あとはやりながら工夫していきたいなと。
例えばワンちゃんを連れてきたいって声があればテラス席にペット用のフックをつけたり、お子様用のチェアを準備したり、営業する中で徐々に充実させていっているところです。

これから自分のお店を作りたいと思っている方にアドバイスするなら

やっぱりまずは土台づくりですかね。飲食店なら、イベントとかに出店してファンを増やしたり、地元の農家さんや業者さんとのつながりをつくったり。
何も伝手のない土地でいきなり飲食のお店を出すというのはなかなか難しいので、私たちも下積みとして何年かかけてキッチンカーで色んなマルシェとかのイベントに出ていました。

地元のお客さんの認知度を上げることももちろんだし、私の場合はイベントで知り合った出店仲間が何人かいて、今も一緒にイベントを企画したりしています。お互いに何かあれば盛り上げてくれる仲間がいると心強いですよね。

お店としての今後の展望は?

今ちょうど補助金を申請しているところなんですけど、外庭を整備してお子さんが遊べるようにちょっとした遊具とかも置きたいなと思っています。

元々「家族でゆっくりできるお店」にしたいというコンセプトがずっとあって。
自分が子育てをしている時に、うちは特に次男がやんちゃで、お店ではいつも「静かにしなさい!」って言われながらつまんなそうにご飯を食べている子どもたちを見ていたので(笑)。

親御さんも子どもを気にしながらせかせかご飯を食べるんじゃなくて、お天気のいい日は外で遊んでいる子どもたちを見ながら、ゆっくりできるような場所になるといいなと思っていますね。


( ↑設計担当・宮澤と )  

折谷様、インタビューのご協力ありがとうございました!

 

▼ 今回インタビューさせていただいたお店の実績紹介ページ

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Writer
WORKS-ZERO

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