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お客様の声 #38
2022.05.06

INTERVIEW|太田屋諏訪店様

インタビューアイコン.jpg   小松です!今回は今年の2月に移転オープンされた太田屋諏訪店様。

長野県で知らない人はいないのではないでしょうか。

代表取締役社長の太田博久様へ貴重なお話しを伺いました!

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諏訪店を移転されたきっかけを教えてください。

1つ目の理由としては、以前この場所にて弊社で運営していたイタリアンレストラン「ミラノサローネ」の閉店です。コロナ禍を含め高コスト構造で黒字化困難と判断したことで、一旦閉店させていただきました。自社物件であり、2階には弊社の本部、敷地には葬祭会館が在り、ある意味本拠地といえるこの場所をどう活用するか…。

今まで様々な飲食店等を経営してきましたが、これから変化していく中での方向性として、もう一度「葬送・供養」という原点の事業に力を入れていく方向性を固めました。
それに伴い諏訪インター店をこの敷地へ移転することで、お客様の利便性を高めること、そして社内のコミュニケーション・連携の強化にもつながり、葬送供養の付加価値を高めていけるのではないかという考えに至りました。

2つ目は企業運営の点で見て、以前の諏訪店は賃貸物件だったことに比べ、自社物件へ移すことで経費が大幅削減できるというメリットもあり、移転を決意いたしました。

お店づくりで特に拘った点・気に入った点はどこですか?

店舗のデザインに関しては御社に一切お任せいたしました。以前長野大橋店のリニューアルをお願いした経緯があり、そのときのお客様の評判がよく好印象でしたので、御社に信頼をよせてお願いしました。その中で大切にした点として、一番は親しみやすく敷居を下げつつも、全体として供養の商品ですから、お墓やお仏壇といった重厚感を残した点です。

葬祭会館が同敷地にあり、来店されるお客様には最近かけがえのない大切な人を亡くされた方が比重として多いため、そういった方の心を少しでも癒し、落ち着ける場所を目指しました。そのために色彩のトーンや全体の空気感は拘りましたし、実際に気に入っています。

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ワークスゼロを選んでいただいた理由・印象

もともと社長の山﨑さんとお付き合いがあったということもありますが、この地域で様々な店舗デザインを作られていて、中高年のお財布を握っている世代、いわゆる家庭で決済権を持つお客様から、評判の良いお店をつくられていると存じ上げておりました。そう意味でお願いすれば間違いない部分を感じたのが一つ。そして感性やセンスに関しては何処の会社がいいとは言い切れない部分なため、実績があり信頼できる御社を選びました。また以前長野大橋店やさくら館という葬祭会館を作っていただいた経緯もあり、今回の諏訪店をお願いしました。

それから、これまで様々な設計会社さんと関わった中で御社が一番丁寧に打合せいただけました。特に印象に残っているのが「キックオフミーティング」。施工前に関わってくださる業者様と顔合わせをし、そこで双方の想いを再確認できる場があったことは、初めての経験でしたので印象に残っていますし、とても良かったです。

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企業・店舗を運営する中で大切にしていること

弊社は葬送・供養という仕事に携わり100年近く経つ会社です。現代は、多死社会と呼ばれる時代で、年間160万人を超える方が亡くなられてしまう。それは別の言い方をすると、これから数十年の間に日本人のほとんどの人が「大切な方を亡くされる」経験をする時代です。

大切な方の死は簡単には受け入れられるものではない。けれども残念ながら事実として変えられません。ただ、いずれその大切な方が自分を見守ってくれ、励ましてくれる新しい存在として自分の中に位置づけられるように「グリーフワーク(人との死別時に受ける悲しみと立ち直り)」が必要となっていきます。それをどうサポートして差し上げられるかが私たちの大きな仕事の価値。葬祭もそうですが、そのあとの供養が大切です。

お仏壇あるいは違うかたちであれ手を合わせてその人を何度も思い、その度に悲しくなったり、元気をもらったりを繰り返しながら、さきほど申し上げた「新しい存在」を感じていただけるようなお手伝いをしています。

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今後企業として目指していきたいこと

上記の考えや想いというのは言葉ではなかなか伝わりにくいですが、お店にお越しいただいたお客様へこういった「想い」と、「そのために私たちの商品、サービス、会社は存在する」ことを言葉や表情、行動ひとつひとつで体現し、この時代・この世の中に伝えていけたらと思います。

例えばお客様にとって他社と比べて安いから選んだという理由ではなく、「あのお店へ行って相談すると何か気持ちが良いよね」「何かわからないけどあのお店いいよね」と感じていただけることが理想です。実現できるか、できないかでなくやり続ける姿勢と場の空気を持ち、「心豊かな会社」を目指していきたいです。

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太田様ご協力いただきありがとうございました。

「太田屋諏訪店様」の紹介ページはこちら

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Writer
WORKS ZERO

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