INTERVIEW|あるぷすメンタルクリニック 様
小松です!今回は、今年の1月より開院されたあるぷすメンタルクリニック様のインタビューです。より多くの患者様を診たいという思いで、独立された院長の小笠原 紘輔様にお話しを伺いました。
独立開業されたきっかけをお聞かせください
いつか開業してみたいと考えていたところ、退職・移転・物件などの条件がちょうど揃ったことがきっかけです。この場所(松本駅アルプス口)を選んだのは、立地がよかったからです。駅から近く電車でも通院できる点と、駅の裏側で落ち着いていることから患者さんが人目を気にせずに通えるという点がポイントでした。5階で見晴らしもよく、静かで落ち着いた場所で開業ができてよかったと思っています。
精神科医を志されたきっかけはありますか?
研修医の時代にさまざまな科を回った際に、患者さんに対して一番踏み込んで接することができた経験が大きいです。東京出身の私ですが、この地に来てからは長野県がすっかり気に入ってしまいました。穏やかで、空気もおいしく、ワインもおいしいので(笑)
この医院をつくる時に大切にされたことをお聞かせください。
一番はやはり居心地のよさです。設計の際に曲線を多く取り入れていただきやわらかい印象にし、色はグリーンを中心に目に優しくリラックスできる空間作りを心がけました。また、移転前のクリニックから来てくださる患者さんにも変わらず安心していただけるよう、ドアチャイムやカエルのぬいぐるみなど継承しているところもあります。新しい物の中にほっとするものもあるといいなと思っています。
難しさややりがいはどんなところですか?
心の病気は、症状に対して特効薬があるわけではなく、患者さんの背景を深く知る必要があり、それによってアプローチの仕方も異なりますので、難しいところかと思います。そんな中で、患者さんがよくなって通院が必要なくなった時や、人生の中でステップアップしていく様子を見ると、やりがいを感じます。例えば「大学に合格したよ」「就職できたよ」という報告を聞いたときはとてもうれしいですね。
弊社を選んでいただいた理由、担当スタッフの印象はいかがでしたか?
医院を多く手掛けられている点と、施工例を拝見した際にいい雰囲気のクリニックが多いと感じたのがきっかけです。ワークスゼロのスタッフの方は、全体的に若い方が多いのが印象的で、担当の長濵さんもその一人でした。
打ち合わせを重ねていく中で、側転をして足を痛めてしまったというエピソードにはとても驚きました。毎回ネイルが素敵で、長濵さんの爪から季節を感じていました。(奥様より)
反対に長濵さんから小笠原先生ご夫妻の印象はいかがでしたか?
終始穏やかなお打ち合わせだったと感じています。お二人はお互いの意見を尊重しつつ、衝突することなくスムーズに決まっていったという印象です。ときどき冗談も交えながら微笑ましい時間でした。
オープンされてみての患者さんからの反響はいかがですか?
患者さんからは「きれいだね」「明るいね」と好評いただいています。間接照明が素敵だから自宅に取り入れたいと写真を撮っていかれる方もいらっしゃいました。医院デザインの際に大切した居心地の良さを提供できているのではと感じています。また、受付の動線もよくなったため、スタッフ間のコミュニケーションが取りやすくなり、円滑に診療が進むようになりました。
今後はどういった医院を目指していきたいですか?
現在、新規受付の予約は平均で2~3か月お待たせしている状況ですので、一人でも多くの患者さんを受け入れられる体制を整えていきたいと思っています。また、患者さんと接する際には、引き続き寄り添って話を聞く姿勢を大切にしていきたいです。
ご協力ありがとうございました!