INTERVIEW|MIYABI cafe & dining 様
小松です!今回は1月にオープンされたカフェとフレンチが楽しめる
「MIYABI」様。既に松本市で賑わいを見せる人気店です。 オーナー/シェフの塩澤晃太様へお話しを伺ってきました! |
現在のお店を出そうと思ったきっかけ
私の生まれ育ちが代々事業をやっている家庭でして、10代の頃から自然と「自分も事業をやりたいな」と思うようになりました。具体性を帯びてきたのは、今から5年程前。フランス料理に携わるようになって、これをもっと色んな人に伝えたいなという思いが強くなってきて。コロナウイルスが蔓延し始めた頃に、色々なタイミングが重なりました。
一つ目はウイルスの関係で当時勤めていた会社の休みが増え、私自身が色んな面で考える時間が増えたこと。二つ目は事業に向けてある程度資金面で目途が立ってきたこと。三つ目はずっと飲食業界にいたので、ノウハウや技術的な面で、人に喜んでもらえるような料理が出来る自信がついたこと。その三つがきっかけで出店を決めました。
ワークスゼロを選んで頂いた理由
以前勤めていた会社が、ワークスさんとお取引させていただくという経緯があり、出店にあたり、自然と候補に挙がりました。更にホームページで見た実績が素敵だったことや、自分がつくりたいお店に非常に近いコンセプト設計をされていました。
一番の理由は「担当の勝浦さんに出会えたこと」です。第一印象は大人しい現代っ子だなと感じましたが(笑)、会話を重ねる中で内に秘めているものは熱い方だという印象に変わり、良いことも悪いこともクリアな感情で伝えられた点が大きかったです。お店づくりって0を1にする作業。技術や経験値も大切ですが、それ以前に、人として信頼でき、クリアに話し合いができる相手かというところで、ワークスさんに決めました。信頼してよかったという気持ちです。
お店を作るときにこだわったポイント、気に入っているところ
全部です!拘っていないところ、気に入っていないところはありません。
自分の絵が飾ってある、カウンターがフラットだとかを含め。当店は、お昼はカフェ、夜はカジュアルフレンチという風にセパレートした珍しい業種になっています。お出しするメニューも異なりますので、空気感も昼と夜でガラッと変えたくて。お昼に陽光が差しているときはカフェ、夜はしっとりとしたフレンチとワインが似合う空気感に捉えられる。
そんな昼と夜で魅せる顔が違うというところが一番上手くいった点かなと思います。そこに至るまでにコンセントの位置、電球の色、配置一つにしても、細部まで拘ったので気に入ったお店に出来たなと思っています。
お店を経営する中で大切にしていること
「感謝」です。携わってくださった業者さん、一緒に働いてくれているスタッフ、応援してくれる家族、友人…一番はいつも「美味しい」と笑顔で食べてくださるお客様。そういう方がいてようやく成り立っている。
それを自分のお店を出すと決めてから、より強く感じるようになりました。お店が上手くいこうが、いかなかろうが、何歳になっても、その気持ちは持ち続けたいと思います
今後の目標は?
個人的な目標としては2つ。1つは原点でもあり、最終目的地でもあるフランス料理に対して恩返しをしたいです。もう1つは大好きなこの松本市をもっと盛り上げていきたいですし、もっと発展したらいいなと思っています。そのために出来る活動であれば何でもしたい。昨今集まりづらい状況が続いていますが、明けた際はイベントをしたり、料理のセミナーをしたり。分野を決めずに幅広く活動していきたいです。
お店としては、お客様に来て喜んでくださることが一番。その方たちに変わらずいつでも喜んでもらえる場所を提供していきたいです。ゆくゆくは多店舗展開も。それらの活動が結果的に松本市を盛り上げて、新幹線が通る様な街にしたいですね!