INTERVIEW|しき 様
こんにちは!武者です。 今回は松本市日の出町にて12月にオープンした「しき」店主の中野様にお話を伺ってきました。 古民家をリノベーションしたこちらのお店は、昼から夜まで通して営業しており、定食からお酒まで様々なシチュエーションで楽しむことができます。 |
お店を出すまでの経緯
もともと独立を考えていて、このご時世の中でどうやったら自分が飲食店として独立できるのかを考えた時、日の出町という地に可能性を感じ、ワークスゼロさんにお話しを持っていきました。それから青柳さんに色々な物件に掛け合っていただき、この物件を紹介してもらって、やってみよう!と決意しました。
地元はこっちではなくて、どんな業者さんがいるだとかツテもない中、子どもの保育園を通して高木さんに出会い、とりあえずお話を聞いてみようとワークスゼロさんに足を運びました。そこでお話を伺って、これまでの事例も見せていただいて、ここにおまかせしよう、と決めました。
担当者に会った時の印象
武者さんに最初会った時は、若い方だな、と感じました。ただ、一緒に仕事をやっていく中で「しき」のことをすごく親身に考えてくださいましたし、今回武者さんにとって初めての設計案件ということもあったので、業者さんも含め、みんなで一丸となってできたのかなと感じています。
あとは皆さんほんとに明るく、ユーモアのある方だなと思いました(笑)
こだわったポイント、気に入っているところは?
とにかく中休みなしの通し営業なので、昼も入りやすく、夜も入りやすいような雰囲気にしてください!とお願いしました。
気に入っているところは…ほぼ全てかなと思います。
お店をつくる上であんまりこだわりすぎてもいけないのかなと思っていて、この古民家をリノベーションするにあたって思い通りにいかない部分もあったりして、でも逆にそこが「愛着」になったりとか。
自分で作ったというよりは「みんなで」作ったというところがとても気に入っています。
僕、工事中ほぼ毎日顔を出してたじゃないですか、それってこのお店ができるまでのストーリーをお客様に話せることに繋がっていて、どれだけ業者さんに邪魔だと思われようが顔を出すようにしてました。
こだわりはなくてもいいけど、思い入れは必要だと思っていて。
こだわりは押し付けになるかもしれないけど、思い入れは「愛着」なので。
打合せの時も提案に対していいんじゃないですかって言うことがほとんどだったと思うんですけど、デザインに関してはもうプロにおまかせして、でもイメージだけはこれってものを伝えていました。
強いてこだわったところをあげるならカウンターの立ち上がりをなくしたところです。距離の近さ、臨場感、そして僕一人で料理しているので効率の良さも考えてそこはこだわりましたかね。
お店を運営していく中で大切にしていること
このご時世の中で出店することに対して疑問に思う方もいると思うんですけど、とにかく一人一人のお客様に「今日しきでごはんを食べて良かった」と思っていただけることを目標に日々やっています。
実際お店をやってみて、料理が残って返ってこないのがすごく嬉しいですね。1ヶ月通して残って返ってきたのが1回とかで。
長野、松本の中でも「あそこにしきさんあるよね」とお客様に周知していただいて、日々のご飯や飲みの中でしきが一番に選択肢として上がるようなお店にしたいです。
個人的な目標はありますか?
奥さんに家を建てることですね。
お客様に喜んでもらった延長線上で、妻になにかしてあげたいなというところが個人的な目標です。
そのためにも、毎日毎日お客様に喜んでいただくために何ができるか、常に考えていきたいと思います。