【初めてのお店づくり】店舗の設計・施工を依頼できる会社は主に6種類。それぞれの得意分野を比較解説！

それぞれのメリットやデメリットを確認し、目的に合った会社を見つけましょう。

お店づくりは大きく分類すると、何もない土地に新しく建物を建てる「新築」と、もともとある建物に手を加える「改装」の2つに分けられ、建物の規模等によっても得意とする会社が決まってきます。
例えば大手ハウスメーカーさんなどは、ある程度パターン化しやすい新築工事を得意としています。改装工事は建物の状態に合わせたオーダーメイドでの設計と施工が必要になるため、規格化することが難しいというのが大きな理由です。

また「設計」「デザイン」「品質」「施工」「スピード」「価格」等、どこにこだわって重きを置くかによっても、向いている会社が異なります。
今回はお店の設計や施工をしてくれる会社の主な種類と特徴について紹介していきます。あなたのお店づくりにはどんな会社が適しているのかを知りましょう！

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ゼネコン

ビルやモール、医療施設等の大規模物件を扱い、難易度の高い工事も豊富な経験値で成功に導くことができます。1つの案件に対しピラミッド構造で多数の会社が下請けとして関わり、実際に現場で工事に携わる職人さんは下請けの下請けの…という場合が多いです。
規模の大きな好立地の土地や開発に関する情報はしっかりと押さえています。

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ハウスメーカー

メーカー独自の工法で、主に小～中規模(住宅～大型店舗)の工事を行っています。設計は規格化されたプランの中から選ぶ方式のため制限が多いですが、細部まで計算された高品質な仕上がりの建物が出来上がります。独自規格のため、その後の増築や改築は他社が扱えないこともあります。
大手メーカーは広告費が大きいため価格もそれなりに高価ではあるものの、土地探しのネットワークも強いです。

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工務店

地域密着型で主に住宅の工事を行っており、職人さんを社員として抱えている会社も多くあります。地元の風土に合った建物づくりが得意で、小回りが利くという特徴があります。
広告費等が少ないため工事費用は比較的安価に抑えられますが、設計は外注する会社も多く、デザインに対する感度はあまり高くない場合もあります。

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設計事務所

いわゆる「建築家」が、全てオリジナルデザインで設計しています。建築やデザインに対する設計者のこだわりが意匠として大きく形に表れるため、そこに賛同する人が指名で仕事を依頼する場合が多いです。工事は作成した設計図を基に別会社に依頼することになるので、スピード・建設コストに関しては余裕を持った準備が必要となります。

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店舗デザイン会社

建築業界では通称「店舗屋」と呼ばれ、都会には多くありますが、地方ではまだまだ少数派。店舗を専門に扱い、店舗デザインへのこだわりを強く持っています。私たちWORKS-ZEROもこちらに分類される会社のひとつです。
設計から施工までワンストップで行う事ができるためスピーディーな対応ができます。ただし、現場に合わせた自由度の高い設計やオーダーメイドでの制作のため規格品に比べるとコストは高め。工事に関わる業者はピラミッド構造ではなく、横並びの分離発注方式が多いです。

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一人親方

「親方」と呼ばれるリーダーを中心に、仲間内の小規模チームで一つの現場をこなします。部分的な工事であればスピード・価格共にハイパフォーマンスで小回りも利く利点があります。
施工技術は熟練ですが、デザインにはあまりこだわりがない場合も多く、手練れの方でないとお付き合いが難しいこともあります。

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自分のお店との相性や、得意・不得意な部分をしっかりと見極めて会社を選びましょう。

さて、ここまで主立った6種類の会社について解説させてもらいましたが、概要は掴んでいただけたでしょうか。もちろん全ての会社がこれに当てはまる訳ではありませんが、基礎知識として会社選びの参考になれば幸いです。

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目次

00　●　はじめに / このコラムについて

01　●　設計・工事会社の種類と特徴
　　　　　▲ イマココ！　

02　●　費用の差はなぜ生まれる？

03　●　相談に行く前に準備しておくこと